2020年7月19日日曜日

つながるつながる。まだまだ

日本ダウン症協会、東京練馬支部「ちゅうりっぷの会」では毎月1回、乳幼児~小学生の皆さんとリトミックサークル「リズム・アンダンテ」をさせていただいています。
ホームグラウンドにしている公共施設が再開しても、心臓など基礎疾患のある人も多いダウンちゃん達はもう1ランク気を付けなければなりません。おまけにアンダンテの子たちはマスクをし続ける事が難しい年頃。

という訳で今月は初のオンライン開催となりました。
マンツーマンはいくらか慣れましたがグループとなるとまだまだ経験が足りません。
いつもはアシスタントの青子先生にピアノをお任せしていますが、今回は私一人。
自分でカラオケを録音しそれに合わせて歌います。


タブレットや教材を準備して子ども達がくるかとドキドキ。

次々可愛いお顔が映って、名前を呼ぶと「はーい!」と返事をしてくれて。あぁ、リトミック楽しいなぁ、と思いつつ、ちょっと慌て気味で終了後反省しましたが、途中でリタイアする子もいなくて、無事終了しました。

この日は中学生になったりんりんも参加。1才の時から12年間続けてきてくれた最後の日です。お休みも数えるほどしかなく、いつも元気に来てくれた裏にはご両親の温かい応援があったのだとしみじみ思います。今日はご家族全員、お姉さんのるんるんにも会えました。こんな形でしか会えないことは悔しくもありますが、今はこれで良いのだと思います。また会ってゆっくりお話しできるのを楽しみに。

今日は中学生からのダンスサークル「ウイングス」もズームレッスンが始まりました。
今までの形にとらわれず新しい学びの形を探すちゅうりっぷの会の挑戦はまだまだ続きます。

2020年7月8日水曜日

初夏のコンサート

年に1度の発表会「出来るのかな」と不安ではありましたが、なんとなく「出来ない」とも思わず生徒さん達と準備を始めました。緊急事態宣言が解除され、緩和のステップが発表された時点で「よし、これなら出来る。」と生徒さん達にもあらためてアナウンスして準備を詰めました。

昨年と場所を変え広い明日館講堂であったこともラッキーでした。キャパシティーの半分以下の来場者数の予定で名簿作成、座り方、検温、消毒・・・
大人が気を揉んで思い煩うのとは裏腹に、子供たちは何か「ホールの精」みたいなのが宿ったような後ろ姿を見せ、舞台に出て行きました。そして堂々と演奏をし、お辞儀をする姿はなんとも頼もしく見えました。



終わればみんなちょっと魂抜けてます(笑)


後片付けををして帰る時、先ほども書いた「ホールの精」が頑張った子ども達に特別な時間をくれたような気持ちになりました。そして来年もよろしくね!

発表会という目標があり、コロナで大変な時にもレッスンを続けられて良かったと思います。お子さん方を託して下さったご両親、ご家族にあらためて御礼を申し上げます。
ありがとうございました。来年はみんなで写真を撮ってゆっくりおしゃべりしてから帰れますように。