2017年8月30日水曜日

タイミング

夏の終わりを惜しむようにセミが鳴いています。
週末クラスに来たこっちゃん、ピアノの上に置いてあったのを「あっセミ!」と素早くみつけました。
このところ、セミに興味しんしんとか、いっぱいいますよね~~光が丘は。

という訳で工作はセミ。パネルシアターのパネルにもそおっと置いたらくっつきました!


作ったセミはピアノに合わせてお部屋を飛び、ピアノの音が「み~んみ~ん」と変わったたら木に扮したお母さんに留まります。


ピアノにも


ちょうど、セミに興味を持ってくれていた時、そして年齢がグッドタイミングだったので、レッスンの内容がよりお子さんに浸透して行くことが出来ました。リトミックに季節感が必要なのは、四季を知るという事だけだなく、子供の眼にうつるものとレッスン内容がシンクロしたほうがより良く理解してもらえる、ということなのでしょう。

この日は1才になってまもないお友達も体験に来てくれました。
絵本やパネルシアターはお兄さんお姉さんと一緒に貼れてうれしそう。


せみがみ~んと鳴くのを知るのはもう少しかな。
モンテッソーリ教育には「敏感期」という言葉があり、それはその事に子供が強い興味を持って取り組む時期のことです。大人の口元をみて、「マンマン」「あ~」など声を出そうとしていろ赤ちゃんは話し言葉の敏感期。その時期にたくさん話しかけてあげることが大事なのです。子供に良いタイミングで与えてあげること。人間の一生でいちばん成長する時代の人たちを指導する身としてはいつも難しい課題です。







2017年8月26日土曜日

軽井沢であいました2017

夏休みも残すところあと少し。私は例年のように母の経営する小さなホテルを手伝いながらの夏でしたが、今年ははじめて軽井沢で定期的なレッスンをさせていただきました。

シアトルからおばあちゃまのところに2か月里帰りしていたサリバン・テアちゃん。アメリカでもすっかりメジャーになったスズキメソードでチェロを習っています。
教則本を見せてもらいましたが言葉は違えど内容は同じ。話を聞くと(テアちゃん、日本語はばっちり❤)指導法も共通なようですね。
夏限定のレッスンでは普段の教本から離れて色々なメロディに触れてもらいたいと思い、デュエットやディズニーの曲を練習しました。回を重ねる毎に弓がのびのびとして来て音も美しくなり、私も感激。最後のレッスンではママや叔母様にも演奏を聴いていただきました。



1才でリトミックをはじめてからのお付き合い、ピアノレッスンは卒業した大ちゃんも毎年寄ってくれます。今年は一緒にリトミックに来てくれていた俊ちゃんと一緒です。雨のなかテニスをしたのだそう。おやつを食べながら「共学より男子校の方がモテる」だの私のくだらない話にニコニコ付き合ってくれる2人。ともに私を超す背丈になりました。こんな風にレッスンを離れても定点観測のようにお子さんの成長を見守らせていただけるのは本当にありがたく思います。


こちらはレッスン現役、小学校1年生の光平くん。ご家族と一緒に自分で作ったクッキーを持ってきてくれました。ココナッツが入っていて私の家族にも大好評。ふと見たらジャーがカラになっていました。


7月に発表会が終わってホッとして、そして夏休みになだれこんだモリタ教室。先生もちょっと夏休みモードだったけど、芸術の秋到来!夏の出会いや経験を糧に、レッスン再始動です。