2021年2月22日月曜日

自分でやる

 クリスマス会が初舞台だったけい君、春になれば年中さんです。自立心も芽生えるこの頃、前回ははじめてお母さんと離れてのレッスンでした。

「おねがいします」と立派なご挨拶をして開始。楽器をケースから出すのは少しはやってもらおうと思いましたが、いつものように私が弓を張って、調弦をしようとしたところ、

「けいくんがやる。」

こっそり弓を張り、松脂つけを温かく見守って(笑)じゃ、今度は調弦しようと私が楽器を持ち上げると、

「けいくんがやる。」



私がやっている一連の準備をこんなにちゃんと見ていたとは驚きました。

いい感じに狂った(笑)楽器を「ちょっとだけ点検させて!」とお願いして秘密裏に直しましたが、本人は大満足でその後もしっかりお稽古が出来ました。

なんでも「自分がやりたい」お年頃、小さい頃から楽器を弾くことは大変ですが「出来た」気持ちを貯める事はとっても大切な事なんですね。すこしずつ「出来た」を貯めているけい君です。