2017年8月30日水曜日

タイミング

夏の終わりを惜しむようにセミが鳴いています。
週末クラスに来たこっちゃん、ピアノの上に置いてあったのを「あっセミ!」と素早くみつけました。
このところ、セミに興味しんしんとか、いっぱいいますよね~~光が丘は。

という訳で工作はセミ。パネルシアターのパネルにもそおっと置いたらくっつきました!


作ったセミはピアノに合わせてお部屋を飛び、ピアノの音が「み~んみ~ん」と変わったたら木に扮したお母さんに留まります。


ピアノにも


ちょうど、セミに興味を持ってくれていた時、そして年齢がグッドタイミングだったので、レッスンの内容がよりお子さんに浸透して行くことが出来ました。リトミックに季節感が必要なのは、四季を知るという事だけだなく、子供の眼にうつるものとレッスン内容がシンクロしたほうがより良く理解してもらえる、ということなのでしょう。

この日は1才になってまもないお友達も体験に来てくれました。
絵本やパネルシアターはお兄さんお姉さんと一緒に貼れてうれしそう。


せみがみ~んと鳴くのを知るのはもう少しかな。
モンテッソーリ教育には「敏感期」という言葉があり、それはその事に子供が強い興味を持って取り組む時期のことです。大人の口元をみて、「マンマン」「あ~」など声を出そうとしていろ赤ちゃんは話し言葉の敏感期。その時期にたくさん話しかけてあげることが大事なのです。子供に良いタイミングで与えてあげること。人間の一生でいちばん成長する時代の人たちを指導する身としてはいつも難しい課題です。