今年度で3回めなので、「毎年私達でいいの~?」と伺ったところ、「いいんです!ちゅうりっぷのコンサートならこれね!今年もアンコールはドレミの歌をみんなで歌えたね!という安心して来てもらえる感じがいいんです。」との嬉しいお言葉。
ここに来ればこの人がいる、この歌が歌える、この遊びがある、という安心感は子どもには本当に大事なものだと思います。その安心感は心の安定を産み、自信を持ってものごとに立ち向かう気持ちを育てます。
リトミックもいつも歌ううた、定期的にする遊び、季節ごとの同じ活動があります。年齢ごとにマイナーチェンジはしますが、去年は出来なかったけど、今年は出来た!という事はよくあって、その事は親御さんにとっても育児の手ごたえが感じられること。でも同じことをやらなくてはその事は実感できないし、やっぱり1年はかかるんです。
私達音楽家は「繰り返し」の権化のような人種で(笑)一流の管楽器演奏家も中高生と同じウォーミングアップをしますし、何百万回弾いたかというハノンやエチュードから練習するピアニストは沢山います。繰り返すことで見えてくることの大事さを知っている私達が伝えていかなければならないと思います。
この日はイースターが近く、たまご型の飾りを作りました。
同じたまごを同じ数あげてもこんなに個性的。同じだからこそ個性が際立つのかもしれません。